解かり易い肝臓の話

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長谷川整体院
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解かり易い肝臓の話

昔から肝腎要と云う言葉がありますが、これは古人が肝臓と腎臓が極めて重要な臓器であると認識していたことと思います。 肝臓の事は色々な情報で御存知の事と思いますがより解かり易くお伝えしたいと思います。

(1)肝臓の働き

肝臓は横隔膜のすぐ下にあり右上腹部(右乳の下方から右脇腹にかけて)に在り、 重さは成人男子で1000g~1400g体重の1/50を占め脳と共に最も重い臓器です。 肝臓の働きは70〜100もあるとされています、特に重要な働きは6つあります。

@栄養の自己化(栄養を身につける)
胃腸により消化された栄養(蛋白質及び糖質)は小腸で吸収されて肝臓に運ばれ肝臓において栄養の仕上げが行われる。 この肝機能が低下すると、如何なる栄養のあるものを食べても身に付かない。 肝機能低下の症状は食欲不振、食物好き嫌いをあげることが出来る。 何を食べてもおいしい事は肝臓の良い証拠で栄養が身に付く証です。

A胆汁の生成
胆汁は肝臓で生成され濃縮して胆のうに貯える。 必要に応じて十二指腸に分泌し脂肪を消化して胆汁と言う消化液を作り、小腸よりリンパに吸収され全身に循環する。 胆汁は強力な殺菌力・脂肪を消化し・細胞に活力を与える働きがある。 機能低下が全身に及ぼす影響は大きい。胆汁の循環は脾臓の役目である。

B糖の貯蔵と調節
栄養の中で熱となり力と成るのは糖質(炭水化物)、糖は血液中に常に一定量を必要とする。 肝臓は余分の糖を貯え血糖が不足した時は、補うように糖の調節をしている。 この機能が低下すると、或いは血糖が過多と成り余分の糖は尿に排泄され糖尿病と成る。 又血糖が不足すると疲労及び低血糖に成る。 肝臓の貯糖量如何により頑張りがきくか否かを決定する。

C解毒作用
腸より吸収された栄養そのものにはモルモットを即死さす位の有毒さが有る。 それが肝臓により解毒される、体外から入って来た毒物体内で作られた毒物・異物・薬物を解毒する。 この機能低下すると毒素が身体に循環する為に支障をきたす。 これが喘息の一つの原因にも成る。

D静脈血の調節
静脈血として右心房に戻る血液は常に一定量で無ければならない。 流入量の調節をしているのが肝臓ですが、 この調節機能が狂うと仰臥(仰向けに寝る)場合下半身より戻る血液量が増加し心臓に異常が起こる。 これが寝ると苦しく成る心臓病です。

E大脳と肝臓との関係
肝臓には身体の中で一番血液が多く、大脳には血液が少ないのが正常で常に肝臓と大脳は反対に働いています。 肝臓の機能低下は肝臓の貧血状態であり、それに応じて大脳は充血状態に成ります。 精神状態がそのまま肝臓の働きに影響し、又肝臓の働きが其のまま精神状態を左右します。 心と身体は一体でストレスを溜めない又ストレスに強くなり何事もプラス思考に切り替えて過ごすことです。

(2)肝機能を低下させる原因

@食べ物の間違い
A食物の種類と摂り方即ち暴飲暴食又は悪食は肝機能を低下さす。
B酒は効率の良いカロリ〜源であるが、心の持ち方により百薬の長にも成れば命取りにも成る。 むしろ酒の肴に問題があり過食は肝臓に負担を掛ける。
C甘いもの(白砂糖)の取り過ぎは肝臓を傷めやすい。
Dクスリの飲み過ぎ。
E精神状態からの影響すなわち喜怒哀楽はそのまま肝臓影響する。特に怒りは肝臓を直撃する。
F腸より肝臓への血流の不正、腹筋力の不足や足の不正。(運動不足)
G腎臓や脾臓の機能低下が肝臓の機能低下にそのまま影響する。

肝機能低下による症状
全身倦怠感。根気所滅。食欲不振。記憶力減退。眩暈。神経過敏。頭痛。黄色皮膚。
上腹部の胸のつかえ。悪心。眠たがり症。右肩こり。心悸昂進。口臭。憂鬱。舌苔。
放屁。便秘。性欲減退。眼の疲れ。視力減退。イライラ。手足のシビレ、筋肉の(ひきつれ、けいれん)。
梅核気(ばいかくき)喉に梅の実の核がつまった閉塞感を生じる。不眠又は悪夢を見る。
参考資料

家庭医学協会指導要請テキスト
東洋学術出版社(中医診断学ノート)

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長谷川整体院 院長 長谷川博朗

院長 長谷川博朗
経歴
東京整体療術学院卒院
白井物理医学研究所
中国道家医学研究所結業


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